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help リーダーに追加 RSS Wii【ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス】 Wiiの門出を祝うよりもGCの有終の美を飾るゼルダ

<<   作成日時 : 2006/12/22 19:11   >>

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前作風のタクトからは4年、俗に言う"リアルゼルダ"路線としてはムジュラの仮面以来6年ぶりのシリーズ最新作が発売されました。
今作は当初GCでの発売予定でしたが、次世代機Wiiに合わせる形でロンチタイトルとして発売されることになりました。
賛否両論の多かった前作、最高傑作と称される時のオカリナとの比較などいろいろな意味で注目されてしまう「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
今回はWii版の感想を書いてみます。


久々の"リアルゼルダ"スタイルに戻った今作、ストーリーや世界観は少し暗めになっています。
今回のテーマが光と影なのでそれが影響して暗い印象が強かったです。
その世界観を表現する映像がとても良かったです。
幻想的な表現になっている世界がまさにファンタジーで、作品と見事にマッチしていました。
特に光を奪われた世界トワイライトの映像は非常に印象に残りました。

今回も過去の作品同様直接の繋がりはありませんが、キャラや世界は継承されています。
(時系列では時のオカリナと風のタクトの間に入るようです)
今までシリーズを遊んでいない人でも話を知らないからついていけないってことは無いです。
キャラクターは不思議なキャラばかりです。 人によっては好きになれない人もいるかもしれないです(笑)

新しい要素として今作はリンクが狼に変身します。
人間ではいろいろなアイテムを使って謎を解き、狼では動物の持つ特性で謎を解いていきます。
狼の時は人間と話せないかわりに動物と話をすることが出来ます。
なので今まで戯れてきた(イジメてきた)ニワトリや、リンクの愛馬エポナとも会話することが出来ます。
どんな会話になっているかはプレイして確かめてみてください。


ゲームとしてはやや難しい難易度になっています。
敵を倒すのが難しいのではなく、謎解きが難しいといった感じです。
ゼルダと言えば謎解きですが今作もふんだんに盛り込まれています。
過去のシリーズでも採用されていた仕掛けと、新しい仕掛けが良い按配になっています。
一部ちょっと複雑な物もあり自分の状況がよくわからなくなってしまう時もあります。
そういった仕掛けも含めて解けたときの快感はやはり最高です。
ゼルダの伝説の売りは今作も健在です。

逆にちょっと物足りなく感じたのがボスとの戦闘でしょうか。
ボス戦での攻略アイテムの発見や戦い方を解くのは今回も頭を使うので面白いです。
ただ攻略方法が解ってからが少し味気なく感じました。
過去の作品は攻略方法を頭で理解しても行動に移すのがなかなか難しかったのですが、今作は行動も比較的簡単に行なえました。
なのであまりボス戦で苦労する場面は無かったです。
謎解きに歯ごたえがあるので物足りなく感じてしまうだけかもしれませんが(苦笑)
逆に言えばアクションがあまり得意でない人でもクリアできる難易度になっているということですね。
でも忙しい操作を要求するので苦手な人には難しいかもしれませんね。


ゲームの難易度にも関係している操作性ですが、Wiiリモコンとの相性はなかなか良いと思います。
リモコンを振ることで剣を振り、回転斬りはヌンチャクを振ると発動します。
ジャンプ斬りはボタンだけの操作になっていますが、攻撃時のリンクとプレイヤーが繋がっている感覚を感じられます。
一番シンクロしていると感じたのは乗馬中の動作ですね。
左手で手綱を持ち、右手で剣を振る動作はダイナミックで面白かったです。

弓やブーメランの標準を合わせるのもリモコンを使います。
目標にポインターをリモコンで合わせるというやり方ですが、標準を合わせるのが直感的になりました。
ヌンチャクのスティックも使って視界を動かすので、視界移動が大きく動かせます。
片手操作なので手ブレが気になる方もいるかもしれません。
その場合は設定でスティック操作のみにも変更できるので大丈夫だと思います。

リモコンの使い方で一番良いと思ったのはスピーカーの使い方ですね。
剣を抜く・振る・しまう一連の動作音や謎を解いた時のお馴染みの効果音もスピーカーから流れてきます。
このスピーカーのおかげで臨場感が良く出ています。 音響設備がなくてもお手軽に体験できます。
いきなり不気味な笑い声がスピーカーが聞こえるので慣れないうちはビックリするかもしれません(笑)
スピーカーの音がうるさいという方は、音量オフにしてもテレビの方から流れるのでご心配なく。
今作のようにスピーカーはどのゲームでも積極的に活用してほしいです。 
これは大きな武器になると思います。


ボリュームはなかなか多いので長く遊べると思います。 
単純なストーリーだけの長さはそれ程でもありませんが、ダンジョンの数や中身なども踏まえると早く終わってしまうということは無いと思います。
とにかく本編だけでなくサブの部分でも出来ることが多いのでやり応えがあります。
ハートのかけら集めや昆虫採集、ゴースト狩りなどは収集欲がそそられます。
ミニゲームも多く入っていて一番のオススメはやはり釣りですね。
ウキ釣りはリモコンだけで操作し、ルアー釣りの場合はヌンチャクでリールを巻く動作もします。
まさに釣りコン要らずです。 そして釣り感覚がとても体感出来ます。
のんびり釣り三昧で本編そっちのけで遊べてしまいます。
欲を言えばもう少し釣れる魚が多ければ良かったんですが、それだと完全に釣りゲームになってしまうので却下ですね(笑)
こういったサブの部分も本編を進める上で役にも立ちますし、遊び倒すのも無駄じゃない作りになっています。
もちろん必要最低限のストーリーだけ進めてもクリアへの支障はないです。


時のオカリナ超えを目指して作られたトワイライトプリンセスですが、超えた部分も有ったり無かったりといった感じだと思います。
ボリュームも増えていますし、ゲームシステムなども洗練されてとても遊びやすくなりました。
その辺が超えた部分だと思います。
ただ特別新しい発明や衝撃、驚きといったものは時のオカリナのほど感じないと思います。
そこが超えていない部分だと思います。
簡単にまとめれば時のオカリナの正統進化した作品ですね。

しかしWiiのために作った作品で無いというのも感じました。
GC版もオンライン販売されていますが、やはりこれはGCのための集大成的なゼルダだと思います。
Wiiの特性を上手く活かしていたと感じたのはスピーカーと釣りぐらいです。
その他の部分はまだ当てはめただけで完成形ではないと思います。
これからWiiでゼルダが発売されると思いますが、そちらがWiiでしか体感出来ないWiiのためのゼルダになると思います。

それでもトワイライトプリンセスは非常に面白いです。 ゼルダファンも納得する作品だと思います。
それだけでなくあまりゼルダを知らない人でも十分楽しめるゲームです。
Wiiスポーツなどが手軽にWiiの面白さを楽しめるゲームなら、ゼルダは腰を据えてじっくり遊ぶタイプです。
なので手軽なゲームの後の2本目に買うゲームとして非常に最適なタイトルだと思います。
アクションが苦手な人には少し難しいかもしれません。
寝っ転がりながらでも遊べるゲームなので、コタツに入りながらお正月遊ぶのがオススメかな(笑)

待望の新作でしたが期待通りの面白さで、今後発売が期待されるWiiゼルダの可能性を少し魅せた作品だと思います。
点数はギリギリ9.5点といった感じです。



慌しい日々は忘れてのんびり釣りでもいかがですか?(笑)
画像





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