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help リーダーに追加 RSS PS2【J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!5】道の途中なのか、道に迷ったのか・・・

<<   作成日時 : 2007/02/08 22:36   >>

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今回紹介するゲームはサッカーJリーグのチームを育成する、お馴染みのサカつくシリーズの新作「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!5」です。
前作は欧州を舞台にしたサカつく!ヨーロッパチャンピオンシップ(通称EU)だったのでJリーグ版は久しぶりになります。
EUは以前に紹介しましたが、あれからどれぐらい良化したのか不安一杯な気持ちで遊んでみました・・・


基本的なシステム部分は前作と同じ物が多く使われていて、そこから不必要な部分を取り除き新しい要素を追加した感じです。
これから1つずつ触れていきますが何とも微妙な手の加えようになっています。

まず前作で非常に悪い印象しか残らなかったリアルタイム制試合シーンについて。
試合シーンは前作と比べればだいぶ良くなっています。 
選手の挙動も多少正常な動きになりましたし、サッカーが少し出来てます。
しかしゲームのウリになるほどの進化はしておらず、見るのは少しキツイです。
リアルタイム制を実現したいのであればウイイレのような対戦サッカーゲーム並みの迫力、スピード感がないと納得されないのでは。
現状は"見たいとは思わない"レベルでしかないので、"見たいと思わせる"レベルが実現できるまではリアルタイム制は止めた方がいいと思います。

あと試合中の指示の出し方を攻撃的・守備的の分かり易い出し方にしてほしかったです。
カメラアングルも若干見辛い場面もありました。
試合観戦関連で良かった点は結果を見るだけの時間が大幅に短縮されました。
この変更だけでだいぶ遊べるゲームになったと思います。
やはりゲームにはテンポがとても大事です。試合で余計なストレスを感じなく遊べるようになりました。


続いてゲーム内容についてです。
流れはJ2から始まりJ1昇格、優勝を目指していきます。
序盤の難易度は結構易しく、初期メンバーと数人の補強程度で十分戦えます。
ただ一度のJ1優勝後に急に各クラブが強くなる仕様は今作も健在です。
従来の作品どおりスポンサー契約や、スタジアムやクラブハウスの施設拡張なども入っています。
新しい要素では自クラブのホームタウンを成長させる要素が追加されました。
これは秘書に街をマーケティングさせます。 するとワードを獲得することが出来ます。
このワードとクラブ活動を組み合わせてプロモーションさせると街が発展していくというものです。
街の発展がクラブ育成にも関係するので意味のある要素にはなっています。
ただ何もしなくても発展してしまうので面倒な人はほっといても平気です。


今作は情報量の削減が目立ちます。
まず選手のパラメータが簡略かされていて、詳細な能力が確認出来なくなってます。
複雑で分かり辛いという判断だったかもしれませんが、六角形グラフだけでは分かり辛いです。
尚且つ練習結果でコメントが無いのも判断し辛く、一体どのレベルなのか判断出来ません。
1つ良くなったのは選手入れ替え時に能力の差を点滅で知らせるようになったとこですね。

あと特別な選手などについていた固有コメントが大幅に削減されてしまいました。
これは結構気にするファンも多いんではないかと思います。
個人的にも毎回どんなコメントになっているのか見るのが楽しみだっただけに残念でした。
他にもクラブの記録や海外クラブ情報も見れなくなりました。
無駄な情報量の削減は別に構わないんですが、育成や面白さに繋がる部分は残しておいても良かったと思います。


ゲームの仕様についても気になる部分がいくつかありました。
一つはチームの選手枠が少なく自由なチーム作りがやりづらいことです。
実際のリーグと同じベンチ入り人数が18人なのは問題ないです。
ですがチームの総選手枠が18人ではあまりにも少ない。 こんな少人数チームなんてありません。
例えば23人制でベンチ入りメンバー18人を自由に選べる等にしてくれればもっと遊びやすかったと思います。
そうすればユース選手を試合に出せるシステムももっと生きたように思います。

"選手枠"に続いて"選手獲得"にも自由が無かったです。
今作では編成会議というシステムが登場していて、監督と強化部長どちらかの提案を選んで選手を探します。
これが非常に困ったシステムで使い勝手が悪かったです。
欲しくもないポジションの選手を探させたり、外国人枠が一杯でも外国籍選手を探させたり・・・
プレイヤーが自由にチームを作るゲームで、選手獲得が自由でないのでは矛盾してます。
監督の要望はあっても判断はプレイヤーの自由で十分だと思います。


他に気になった点は試合中のカードが多すぎたり、留学先を増やす作業が大変でした。
選択肢のはい・いいえの初期設定がバラバラ、カーソル記憶が無いなんかも遊び難くなる点ですね。
それと選手の年俸も下がるという考えが無いのもどうかと。 
下がられることも許さず、微増も許さないといった選手が多すぎます(苦笑)
最後に前作でも気になったロードに関してですが通常プレイだとまだ長めに感じると思います。
しかしHDDにインストール出来る環境の方でならば気にならないで遊べると思います。
快適に遊べてこその作品なのでHDD、またはPS3でのプレイを推奨します。


ざっと書きましたが不満な点が多いですね。
こういう意見が多くなってしまうのもEU以前と以後で大きく変わってしまったからだと思います。
個人的にもEU以前の作品の方が楽しめてましたし、今の作品よりも熱中していました。
悪かった点だけを直すこだけでなく、良かった点をさらに進化させたかったということはわかります。
ただ売り物として品質を保てないのであれば出来ない挑戦は控えた方がいい気もします。
ファンだっていつまでもついてはいけないのですから・・・

過去の作品と比べるとあれですが前作と比べれば遊びやすさという点は良くなっています。
試合結果に必要な時間短縮や、画面切り替えも良くなっています。
初めてサカつくを遊ぶユーザー向けかもしれません。
シリーズ経験者ほど不満な点が出てきてしまうと思います。
ゲームを初めて1年目が壁で楽しめない人も出てくると思います。
1年目を頑張れればJ1優勝まで楽しめますが、そこからまた壁になります(苦笑)
それを乗り越えられてようやく今作を遊ぶことがキツくなくなると思います。
2度の壁を破ることに自信が無い方は止めといた方がいいかもしれませんね。

おそらく次作は次世代機に舞台を移すと思います。
リアルタイム制の試合だけは次世代機でないと進化出来ないと思いますが、他の部分にも改善する必要があると思います。
というかそれだけ直せばまだPS2でも全然楽しめるサカつくが帰ってくる気がします。
進化という道の途中で忘れ物に気が付かないまま進まなければ、これからもサカつくを応援します。
手遅れになってから忘れ物に気付いて、慌てて引き返して道に迷うなんてことがないように。

前作から良くなった点も、そうでない点もあるので前作と同じ7.5点にしときます。


今作ではシリーズお馴染みの河本鬼茂が自分のチームに所属した状態で始まります(すぐ退団してしまいますが・・・)
画像





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石川遼くん
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